【昔からの軽井沢様式を継承した家】
「新築するのだが、建替えたことをひとに気付かせない住宅にしたい、」が施主第一の要求だった。
徹底した軽井沢様式を採用したが、のびやかな生活を感じさせる仕上がりになり、施主も大満足。
変にコンテポラリーにするより、この方が現代を感じる。
Drive way 進入路 |
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Traditional Karuizawa stile exterior 伝統的軽井沢様式の外観 |
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Living room 居間 |
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【一人暮らしの婦人のための別荘】 施主は独身の女性で、大平洋戦争前はフランスで少女時代を過ご し、戦争中両親と共に軽井沢で生活した。 要求事項は、軽井沢の風景を守るため、新しい建物も伝統的軽井 沢様式にし、一見新築したことを近隣に感じさせない建物にしたい、 だった。 加えて高齢な独身女性が、自分のためだけに快適に過ごせるよう に、との要求もあった。 彼女は親しい有人でもあったため、通常では話題にしない事項 まで会話し、生活のシュミレーションが出来た。 |
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