●1959~1963:学生時代(Student period) |
【学生時代】 早稲田は、毎週A3サイズエスキースと、毎月A-2サイズの設計課題を提出していた。 特にパースを重視していて、みな自分の表現方法を模索していた。 |
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●2年生時代住宅 これは2年の時の住宅の課題だったと思う。 当時1年上に斉藤義さんという優秀な学生がいて、いつもA+かA++をとっていた。これは斉藤義さんのパースをまねたが、彼には遠くおよばなかった。これ以後はこの作風を断念した。この時期はまだライトを意識しておらず、どちらかといえばリチャード・ノイトラに引かれていた。考えてみれば、ノイトラの作品はライトの影響が強い。 この作品もコーナーの柱を取ればライト的空間になる。ライトに引かれたのも自分で納得した。 |
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●3年生時代“課題:オフィスビル” 私はパースより模型が好きで模型を重視していた。まだパースの表現には迷っていた。このパースは同級生の上西昇君の画風をまねた。 |
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●卒業設計“プレファブ住宅生産工場” 模型好きは変わらず、卒業設計でも模型で勝負した。 前年の斉藤義さんの卒業設計“プレファブ住宅”を手伝った関係から、その生産工場をテーマにした。斉藤さんと私と2年連続してプレファブ住宅関係が村野賞を受賞したのも、時代を感じる。 |
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